頚椎用枕について
生理学者の杉氏1)によれば、
「人は立つて歩きだしたばかりに枕が必要になった。生
まれたての乳児は枕をしないし、また必要もない。元来、
人間の姿勢は正しい状態であれば、頚椎、胸椎、背骨に
かけて一線をなしているのが一番理にかなっているはず
なのである。ところが人間立って歩きだしたばかりに重
力が縦向きにかかり、骨格もそれに応じてだんだんS字
形になってしまった。特に頚椎は脊椎に対して前かがみ
となり、あおむけになる時は体に合わせた枕を使うこと
になった。」
結局直立歩行するようになった人間には枕が必要にな
ったのである。人間のみならず、チンパンジーでも腕枕
をして昼寝している写真2)もある。
1)杉精二郎 枕と健康 (月刊)消費者 1960 10号
2)高木貞彰ら 枕と睡眠中の頚椎症の発現に関する研
究 睡眠と環境 1993
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